英語版クイズをもとにAIで日本語で作成しました。出典は日本語版ウィキペディアにリンクしています。
雲は、大気中にかたまって浮かぶ水滴や氷の粒の集まり。毎日見上げているのに、なぜ白いのか、なぜ落ちてこないのかを説明できる人は意外と少ないものです。 この雑学クイズでは、雲ができるしくみ、霧との関係、雲の分類の歴史、気象衛星による観測、さらに金星や木星など地球以外の雲まで幅広く出題します。 やさしい問題から気象好きでも迷う難問まで、空を見上げるのが少し楽しくなる問題をそろえました。
全30問の答えと解説。クイズで遊ぶ
Q 01気象庁が宇宙から雲などを観測するのに用いている静止衛星は?
ひまわり
複数の波長の可視光線と、雲が放射する赤外線を通して雲の分布を観測している。マイクロ波やミリ波の利用も拡大しつつある。
Q 02雲の中で氷粒同士が衝突して発生し、蓄積されて雷の原因になるものは?
静電気
強い上昇気流の中で上昇と落下を繰り返すうちに、霰や雹などの大きな氷粒ができる。
Q 03地球上のほとんどの雲が発生する大気の層は?
対流圏
雨や雪などの降水は、雲の中で成長してから地表へ落下する。雲は高さごとに異なる特徴をもつ。
Q 04氷の結晶がくっついて重なり成長した、雪の粒子を何という?
雪片
雲の中の氷の結晶は、六角柱や六角板、針状、樹枝状など独特な形をつくる。
Q 05雲の分類の基準となる国際雲図帳を発行している機関は?
世界気象機関
雲は10の基本形に分類され、雲によってはさらに数十の種・変種・副変種に分けられる。
Q 06一定量の大気中に存在できる水蒸気の最大量を何と呼ぶ?
飽和水蒸気量
気温によって変化し、冷たい大気ほど少なくなる。相対湿度100%のときに大気が含んでいる水蒸気の量にあたる。
Q 07湿った大気が冷やされ、湿度100%に達するときの気温を何という?
露点温度
ここまで冷えると、大気が含みきれなくなった水蒸気が凝結し、低温下では昇華して、雲粒が形成される。
Q 08密閉容器で雲をつくる実験で、凝結核として充満させるものの例は?
線香の煙
容器の中を少し濡らしておき、ポンプなどで気圧を下げると、減圧冷却によって中の温度が下がり、雲ができる。
Q 09金星の高度50〜70kmにある分厚い雲の層は、何でできている?
硫酸
金星はほぼ全体を雲に覆われている。大気を持つ太陽系の惑星のほとんどで、地球と同じように雲が発生する。
Q 10メタンの雲らしきものがあるとわかっている土星の衛星は?
タイタン
メタンでできた雲は海王星などの惑星にもあり、雲の成分は天体によってさまざまである。
Q 11天気の基準で「くもり」とされるのは、雲量がいくつ以上のとき?
9/10
雲量は天気の基準のひとつで、これより少なければ晴れとされる。雲の観測には測雲器などの器具のほか、目視も用いられる。
Q 12雲などが太陽光を反射する割合「反射率」を、カタカナ語で何という?
アルベド
地球全体の平均では、雲が太陽光を反射して地表を冷やす効果のほうが、温める効果を上回ると考えられている。
Q 13霧は、十種雲形のどの雲が地表に達したものとされる?
層雲
夜間の放射冷却で平野や盆地に生じるものなど、霧のなかには上昇気流とは違う原因でできるものもある。
Q 141803年の論文で雲を4つに分類し、ラテン語名を付けた人物は?
Q 21雲が白く見える原因となる、雲粒による光の散乱を何という?
ミー散乱
可視光線のどの波長の光も同じように散乱されるため、無彩色の白になる。厚い雲の底が暗いのは、透過する光が弱まるためである。
Q 22雲粒が微粒子を「芯」にして形成されるプロセスを何という?
核形成
水蒸気の凝結や昇華、水滴の凍結には微粒子の存在が不可欠で、海塩粒子や土壌粒子、バクテリアなどがその役目を果たす。
Q 23高緯度地方の高度20〜30kmに発生する極成層圏雲の別名は?
真珠母雲
水だけでなく硝酸塩などからも成る雲で、ほとんどの雲ができる層よりも上の成層圏に現れる。
Q 24十種雲形を定めた『国際雲図帳』の発行に至ったのは西暦何年?
ルーク・ハワード
この4分類が現在の雲の分類の原型となった。のちにタイプ写真による雲形図が作られ、世界中で共通の分類が行えることが確認された。
Q 15上昇する大気が外部からではなく、自ら温度を下げる現象を何という?
断熱冷却
大気が上昇すると気圧が減少して膨張する。大気の冷却は、主にこうした上昇気流によって起こる。
Q 16人工降雨の「雲の種まき」で大量に散布される凝結核の代表は?
ヨウ化銀
空気中の水蒸気が過飽和か、それに近い状態でなければ雲はできにくく、使える条件は限られる。
Q 17木星や土星の全体を覆い、表面の模様を形成する雲の主な成分は?
アンモニア
同じ太陽系でも雲の成分は惑星ごとに異なり、海王星にはメタンでできた雲がある。
Q 18暖かい川に冷たい気流が入ったときに見られる霧は?
蒸気霧
水面から上昇した暖かく湿った大気が、冷たい大気と混ざり合って冷やされることで生じる。川霧とも呼ばれる。
Q 19加熱によって山岳の尾根から湧き上がるような熱上昇気流の別名は?
サーマル
日差しによる加熱にはムラがあり、周囲よりも暖かい地表に接する空気は浮力を得て上昇する。
Q 20地表を加熱する効果をもつと考えられているのは、どのような雲?
高く薄い雲
雲は地表からの赤外線放射を吸収して、地表の冷却を抑えることがある。どちらに働くかは雲粒の大きさや凝結核の構成でも変わる。
1896年
写真による雲形図で世界共通の分類ができると確認され、国際気象会議での議論を経て発行された。
Q 25飽和した大気が上昇して凝結が進むとき、放出されて大気を温めるものは?
潜熱
このため、飽和した大気は飽和していない大気に比べて、上昇に伴う気温の下がり方がゆるやかになる。
Q 26高緯度地方で見られる夜光雲が現れる中間圏の高度は、およそ何km?
80km
極中間圏雲とも呼ばれ、主に水からなるという報告がある。
Q 27飽和した大気が100m上昇するごとに下がる気温は、およそ何℃?
0.6℃
温帯の地表付近における値で、気温や気圧によって変わる。飽和していない大気では下がり方がより大きい。
Q 28大気汚染による微粒子の増加が、地表に届く太陽光を減らして冷やす効果は?
日傘効果
微粒子の増加は雲の物理過程にも作用する。低湿度下の低い雲では雲粒の成長が遅れ、雲の寿命は長くなり、降水量は減る。
Q 29朝日で温められた大気が、斜面に沿って尾根へゆるやかに上昇する風は?
滑昇風
風の穏やかな朝、谷間に安定成層が発達していると、斜面に接する大気は鉛直には上昇できない。
Q 30国際雲図帳の1956年版で、属する高さの区分が変更された雲は?
乱層雲
この改正では大分類が3つに整理され、出現高度も修正されたほか、種・変種・副変種の分類も再編された。