英語版クイズをもとにAIで日本語で作成しました。出典は日本語版ウィキペディアにリンクしています。
トロイア戦争は、ギリシア神話に語られるトロイア遠征の物語。黄金の林檎をめぐる女神たちの争いに始まり、巨大な木馬の計略で幕を閉じる。 このクイズでは、戦争の発端や英雄たちの戦後の運命に加え、19世紀末に始まった遺跡の発掘と、その後の調査で分かったことも取り上げる。 神話ファンにも歴史好きにも手ごたえのある問題をそろえた。
全30問の答えと解説。クイズで遊ぶ
Q 01巨大な木馬に兵を潜ませる作戦を考案した、アカイア方の知将は誰?
オデュッセウス
この作戦は、ヘクトールとアキレウスの没後に膠着していた戦況を動かした。『小イーリアス』では女神アテーナーの考案とされる。
Q 02パリスに連れ去られたヘレネーは、どの国の王メネラーオスの妃だった?
スパルタ
パリスは若さゆえに富と権力を措いて愛を選び、アプロディーテーの誘いに乗って王妃を連れ去った。
Q 03トロイアの発見者で、ミュケーナイを発掘して文明を見出した人物は誰?
ハインリヒ・シュリーマン
彼はドイツの富豪でアマチュア考古学者だった。見出された文明はペロポネソス半島に広く所在し、クレーテー島にまで広がっていた。
Q 04ギリシア神話のトロイア戦争で攻められたトロイアは、どの地域にあった?
小アジア
遠征したのはミュケーナイを中心とするアカイア人の軍勢。トロイ戦争、トロヤ戦争という表記もみられる。
Q 05『オデュッセイア』の主人公が、故郷に戻るまで諸国を漂流した期間は?
10年
『オデュッセイア』はホメーロスの英雄叙事詩。トロイア戦争の物語からは「叙事詩環」と呼ばれる作品群も派生した。
Q 06ヘレネー誘拐が国を滅ぼすと予言したが、聞き入れられなかった王女は誰?
カッサンドラー
彼女はパリスの妹にあたる。予言が聞き入れられなかったのはアポローンの呪いのためで、後には木馬の計も見抜いている。
Q 07トロイア滅亡後の遍歴を描くラテン語叙事詩『アエネーイス』の作者は誰?
ウェルギリウス
主人公はトロイアの滅亡を生き延びたアイネイアース。ギリシアの叙事詩群とは別に、ラテン詩人が創作した物語である。
Q 08パリスの審判で、女神アテーナーが約束した見返りは何?
いかなる戦争にも勝つ力
ヘーラーは世界を支配する力を、アプロディーテーは最も美しい女を約束した。三女神はそれぞれ最も美しい装いを凝らして審判に臨んだ。
Q 09トローアス地域を挟み、西のミュケーナイ人と対峙した東の帝国はどれ?
ヒッタイト
トロイア(イーリオス)はトローアス地域に所在し、エーゲ海の勢力と東の帝国という二大勢力のはざまにあった。
Q 10トロイアから帰郷した総司令官アガメムノーンを暗殺したのは誰?
妻とその愛人
アガメムノーンはミュケーナイの王で、メネラーオスの兄。遠征軍を率いて勝利を収めたが、故郷で命を落とした。
Q 11トロイア戦争が史実なら、その時期は何時代の末期と見られてきた?
後期青銅器時代
この時期は紀元前2000年期の終わり頃にあたるという点で、古今の学者たちの見解は一致していた。
Q 12トロイアの木馬の計を見抜いたが、海蛇に絞め殺された神官は誰?
ラーオコオーン
彼はアポローンに仕える神官だった。警告は生かされず、策略にかかったトロイアは一夜で陥落した。
Q 13神々も二派に分かれたトロイア戦争で、ギリシア側に味方した神は誰?
ポセイドーン
ギリシア側にはほかにヘーラーとアテーナーがつき、アポローンらはトロイア側に味方した。
Q 14アカイア軍の指揮官たちの末路を伝える悲劇『アガメムノーン』の作者は誰?
Q 21アナトリア半島西端のトロイアでも多数発見された、ミュケーナイの産物は?
土器
ミュケーナイの繊維や香水、オリーブオイルなどは、エーゲ海域やカナン、メソポタミアでも需要があり、輸出されていた。
Q 221932年に始まった発掘で、トロイア第6h市を破壊したとされた原因は何?
地震
それまで第6h市の破壊は、戦争など人為的なものとも考えられていた。遺構そのものは、豊かで繁栄した城市だったことを示している。
Q 23トロイア第6市と第7市は、紀元前1300年から前1000年の間に何度破壊された?
五度
最後の破壊の後、都市は数百年にわたって廃墟となっていた。戦争による陥落があったとすればこのうちのどれかと思われるが、確定的なことは分からない。
Q 24トロイア戦争を扱う「叙事詩環」として知られる叙事詩は、全部でいくつ?
アイスキュロス
戦争そのものはアカイア遠征軍の勝利に終わった。それでも勝者の側の名だたる将たちに、帰路や帰郷後の災難が待っていた。
Q 15『イーリアス』の物語は、トロイア戦争の開戦から何年が過ぎた頃に始まる?
9年
物語の起点は、双方に犠牲を出しながら戦いが長引いていた時期。戦争末期の様子は『アイティオピス』などでも語られる。
Q 1619世紀末、ドイツのアマチュア考古学者が9層の都市遺跡を見出した丘は?
ヒッサルリク
丘はアナトリア半島西北部の沿岸近くにある。それまでトロイアの都城は、作品の中で語られるだけの存在と考えるのが一般的だった。
Q 17粘土板文書に残る線文字Bは、主にどんな情報を扱う文字だった?
生産や物品管理の数字情報
このため文化についての具体的な記述には適していなかった。線文字Bで書かれた粘土板文書は、ピュロスなどで多数発見されている。
Q 18神話で大神ゼウスがトロイア戦争を起こすと決めた目的は何?
増え過ぎた人口を調節すること
ゼウスは秩序の女神テミスと案を練り、大戦によって人類の大半を死に至らしめると決意した。戦の起因は叙事詩『キュプリア』に詳しい。
Q 19女神アテーナーの逆鱗に触れ、船を沈没させられて死んだアカイアの将は誰?
小アイアース
怒りを買ったのは、女神の神殿でトロイアの王女に乱暴を働いたため。勝者の側にも悲劇的な最期を迎えた者がいた。
Q 20トロイア戦争で両軍が挟んで対峙した、海と街の間を流れる河はどれ?
スカマンドロス
トロイア軍は強固な城壁を持つ市街に籠城した。上陸したアカイア軍は浜に陣を敷き、河を隔ててにらみ合った。
8個
ホメーロスの二つの叙事詩のほか、『キュプリア』や『イーリオンの陥落』などが含まれる。
Q 25コルフマンらの調査で、トロイア第7a市が滅びたとされたのは紀元前何年頃?
1180年頃
第7a市の始まりは紀元前1300年頃とされた。広大な都市域が火災で滅びたことは確認されたが、攻撃したのが誰なのかは分からなかった。
Q 26トロイア遺跡の下から第2層は、後に紀元前何年頃のものと分かった?
2300年頃
この年代は、伝統的に考えられていたトロイア戦争の時期より1000年も早かった。火災の跡があったため、当初は戦争時代の層と推測されていた。
Q 271890年以降、トロイア遺跡の発掘を引き継いだ建築家は誰?
ヴィルヘルム・デルプフェルト
彼は先代の発掘者に協力していた人物。1893年と94年に発掘を行い、下から6番めの層に非常に大きな城壁があることを見出した。
Q 28トロイア遺跡の第7a層こそトロイアであろうと判断した考古学者は誰?
ブレーゲン
第7a層は、その前の層と文化的に連続している。実際に第7a市は火災で滅びており、遺跡には人骨の破片などが散らばっていた。
Q 29専制主義的な都市国家だったミュケーナイ文明で、頂点に立つ帝王の呼び名は?
ワナカ
宮殿を中心として、少数の支配階級と官僚が多数の庶民や奴隷を支配する社会だった。
Q 301988年にトロイア第6市と第7市を再調査したコルフマンの所属大学は?
テュービンゲン
コルフマンのチームは、この遺跡では初めてとなる放射性炭素測定を試み、城塞の外に広がる都市域の範囲も調べた。